0021/06/27

Pow!!


Return to Farlandを遊んでいただいたユーザは、お気づきの方も多かろうと思いますが、MEET INVADEはマイケル・ジャクソンをリスペクトしていました。そりゃもう、これ以上ないくらい。


MJことマイケル・ジャクソン。エリザベス・テイラーによって「True King of Pop」と称されたギネスも認定する世界一成功したソロ・アーティストです。実際ギネス記録だけでも10近くもっている最高の芸術者にして、最強の変態。要するに世界一説明不要ってことですよね。


整形や裁判をはじめとするゴシップばかりが目立っていましたが、この人の発言や言動や行動が、助けを求めて苦しんでいたときに勇気になったことは数知れず、身近にいた教育者や社会人なんかよりずっと恩人と呼ぶにふさわしいわけです。
MJをめぐる諸事情をしらべ、自分の目で見て、自分の頭で考える人なら、この人の凄さや偉大さはわかるはずです。メディアに惑わされるのはやめましょう。


現代音楽がどう流れてきたのかはMJのアルバムだけでわかると言っても過言ではなく、街頭インタビューで白髪のおじさんが「もし音楽が、MJのものだけしかなかったのだとしても、私はそれで満足だ」と言っているのをみて、なんだか、そう、そうかもしれない、とか思ったりしました。


今となってはなかなか見られないだろうと思われるそのパフォーマンスの凄さを垣間見たい方はDVD「LIVE IN BUCHAREST」がおすすめです。どんなホラー映画よりスリリングで、どんなアクション映画よりも破壊力があって、どんなファンタジー映画よりも幻想的で、天使のような愛に満ち溢れています。


享年50歳。音楽を新しい次元に押しあげてきたMJが、ここでとまってしまうなんて、やっぱり本当に残念です。RIP、MJ。ありがとう。