0019/08/27

続・戦隊

残暑が厳しいんで、ぼやきます。
子どもの頃って戦隊モノが好きですよね。いや大きなお友達になってからも好きだっていいですし、実際好きなのかもしれないですが、なんでしょう、よくわからない覆面の集まりで、正義のごり押しなのに、なかなかどうして頼れる存在というのは良い感じに扱われるものなんですね。
昔はそういえば、どこかの崖とか、石砂利っぽい広場で本当に巨大な敵と、覆面軍団が戦ってるんだと思ってましたね。中の人は確かに存在せず、ああいう人たちが悪と戦っているんだと思っていました。
ヒーローショーなどデパートなんかに見にいったときも、悪の軍団が現れると本気で恐怖し、ヒーローが現れると本気で喜んだ気がします。チキンだったので正義が信じられず、悪の軍団にさらわれないかずっとビクビクしてた気がしますけど。
そういう感覚が幻想なのかといえばやっぱりそうでもなく、やはりイマジネーションですか。ヒーローに限らず、たとえばミッキーマウスなんかもそうです。ディズニーランドに行くまではただの人型ネズミでも、実際のオーラをまとったミッキーを前にすると「ムゥィイッキィイイーーー!!」と恥じらいもなく手をふって叫んでしまったりします。
実情などわかっているけれど、そこに幻想を見いだし身を投じてしまうというのは、人間だけの娯楽だと思います。そして、物語にはそういうことがいえます。
先の展開などわかってもいい。わかっているけれど面白い。そういえば、Return to FarlandやForgotten Sagaではそういうのを目指していました。きっと次作でもそういうのを目指していくと思います。いや、毎日暑いですね本当に。