0019/08/27

続・戦隊

残暑が厳しいんで、ぼやきます。
子どもの頃って戦隊モノが好きですよね。いや大きなお友達になってからも好きだっていいですし、実際好きなのかもしれないですが、なんでしょう、よくわからない覆面の集まりで、正義のごり押しなのに、なかなかどうして頼れる存在というのは良い感じに扱われるものなんですね。
昔はそういえば、どこかの崖とか、石砂利っぽい広場で本当に巨大な敵と、覆面軍団が戦ってるんだと思ってましたね。中の人は確かに存在せず、ああいう人たちが悪と戦っているんだと思っていました。
ヒーローショーなどデパートなんかに見にいったときも、悪の軍団が現れると本気で恐怖し、ヒーローが現れると本気で喜んだ気がします。チキンだったので正義が信じられず、悪の軍団にさらわれないかずっとビクビクしてた気がしますけど。
そういう感覚が幻想なのかといえばやっぱりそうでもなく、やはりイマジネーションですか。ヒーローに限らず、たとえばミッキーマウスなんかもそうです。ディズニーランドに行くまではただの人型ネズミでも、実際のオーラをまとったミッキーを前にすると「ムゥィイッキィイイーーー!!」と恥じらいもなく手をふって叫んでしまったりします。
実情などわかっているけれど、そこに幻想を見いだし身を投じてしまうというのは、人間だけの娯楽だと思います。そして、物語にはそういうことがいえます。
先の展開などわかってもいい。わかっているけれど面白い。そういえば、Return to FarlandやForgotten Sagaではそういうのを目指していました。きっと次作でもそういうのを目指していくと思います。いや、毎日暑いですね本当に。

0019/08/17

戦隊

暑いですね。天気予報を見ていると、今年から「猛暑日」という単語を使用し始めています。どんな単語を使おうが暑いモノは暑いっつーの! と、ツッコミたくなりますが、みなさんこの連日の猛暑でツッコむ気力すら失ってしまっているんじゃないでしょうか。
さて、猛暑といえばReturn to Farlandに登場したプレコップ帝国を思い出します。火信仰の国ですので、「暑い場所」という設定なんですが(逆?)、あそこにはマルグリューセイヴァーズという戦隊がいます。今にして思えば、なんで戦隊モノをやったのかよくわかりませんが、たぶん私がノリだけで、「戦隊モノ出してよ、OK?」と言ってしまったんだと思います。でも、逆に私の方でも、「戦隊モノのテーマ曲」を作る羽目になり、それ系のCDを聴きあさって戦隊モノとは何かを真剣に研究したりもしました。研究していると、戦隊モノがいかに考えられて作られているか、そして、子どもたちに夢を与える作品であることに気づき、「戦隊モノすげえじゃん!」と認識を改めたものでした。まぁ、機会があったら次作にもそういうノリをバンバン入れていきたいですね。坂本にもよく言っておきます(笑)。
そろそろ夏も終盤でしょうか?ヒーローショーで活躍するヒーローも、ぜひ最後までがんばって乗りきってください。中の人なんていませんよ?

0019/08/13

太陽の下で、夏を齧ろう。

やはり地味に進み、地味に終わる結果になりましたが、早いもので一週間、MEET WEEK in SUMMERも無事終わりました。

祭りのあとの一抹の淋しさはまったくもってありませんが、きっとそれはまだ夏真っ只中だからでしょう。
Return to FarlandやForgotten Sagaをプレイ中、プレイ予定の皆さん、それ以外の予定が盛りだくさんの皆さんも、夏休みが印象的なものになるように、祈っております。

MEET WEEKのご意見、ご感想などありましたら、ぜひともお寄せください。
今後もMEET INVADEをよろしくお願いします。

Please Enjoy Your RESORT !!

0019/08/06

少年は荒野をめざす

「聖剣伝説2」。ご存じの方もたくさんおられると思いますが、かつてスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたアクションRPGです。ちょうど14年前の今日(8月6日)発売されました。
この作品には、ゲーム内容とは別に、今でも憶えているエピソードがあります。諏訪部の思い出なんかどうでもいいよ、バカ! と、言わず、読んでみてください(笑)。
当時、諏訪部少年はこの「聖剣伝説2」を、雑誌に掲載された写真や記事だけで、発売する前からクソゲーだと勝手に決めつけていました。前作「聖剣伝説」をやり込みまくって、あまりにそのカラーと違う印象を受けたからです。ようするに、「こんなもん、聖剣じゃないやい!うわああん!!オラの聖剣伝説を返せ~!!」という感じです(←バカそのもの)。だから、ソフトの予約もせず、ゲーム自体もノーマークだったんですよ。で、いざ発売されると、諏訪部少年の友だちがこのソフトを手に入れるわけです。「聖剣2どう?」みたいな感じで、友だちの家に遊びに行ったわけです。「どうせクソゲーだろ、ププー」と、嫌らしくね(笑)。
実際に見てみると、これ。おもしろいじゃないですか!前作と違ったカラフルな絵柄も、実はゲームと非常にマッチしているし、操作性も抜群。音楽も最高でした。それを見て、逆になんだか焦ったというのを憶えています。
予約もなし、ソフトを買うお金もなかった諏訪部少年。少年は困りました。ソフトは欲しい、いますぐ欲しい!まぁ、お金はなんとかなりました。ちょうど夏休みでしたし、実家に行くことがあれば、祖父母からお小遣いをもらうことだってありますからね。しかし、肝心のソフトが売っていないんですよ。大人気ソフトなので予約がないと買えなかったんです(当時のゲームソフトは、売り切れになると2週間~1ヶ月待ちになることが普通でした)。
夏休み。うだるような暑さのなか、少年は一本のゲームソフトを求めてチャリンコで爆走します。そして、家からちょっと離れた所にある量販店で、ついにそれを発見しました。マナの樹と、その前にたたずむ三人の少年たちが描かれたグリーンのパッケージ。それを見て、目頭が熱くなりましたが、それは汗だということにしておきましょう。
こうして、諏訪部少年の夏は、聖剣を引き抜いた少年とともに過ぎていきましたとさ。
実際に触れてみないと、本当のところはわからない。実際に体験してみないと、本当のことはわからない。何かにぶつかると、痛いけど、痛いっていうことがわかる。ぶつからなければ、痛くはないけれど、痛いということもわからない。よくある話ですよね。

0019/08/04

君がいた夏は遠い夢のなか。

あっという間に夏休みで、もう8月です。
台風が来たりで湿気も悶悶。
入道雲もモコモコです。モコッチ。

夏といえば、青い空、白い雲、まぶしい太陽、広い海に押し寄せる波。
そんな感じのイメージの人が多いのかもしれませんが、海のない在所で育つと必ずしもそれが原体験ではなかったりします。
ちょっとまえに諏訪部が書いていたりしたように、一家で海に行くイベントなどもあり、とても楽しませてもらったりもしましたが、夏のイメージはやはり、畑の広がる田舎、せみの合唱、昆虫の森、縁側でスイカ、浴衣と花火と夏祭りという感じです。(実際はそんなでもないんですけどw)
夏祭りの賑わいや、花火のあとの静けさが夏の夜の醍醐味ですね。

ところで夏祭りということで、MEET WEEK in SUMMERが始まりました。
約一週間くらい地味にじわじわと開催されていく予定です。
祭りの屋台を覗きにくる感じで、ささやかに楽しんで頂ければと思います。