0019/02/27

露伴の気持ち

当ウェブサイトの「ゲーム」コンテンツでも触れましたが、とらのあな様とメロンブックス様にて、『Return to Farland』と『Forgotten Saga』の委託販売が開始されました。通信販売だけではなく、店頭販売も行われますので、近所に店舗がある方はぜひ足を運んでみてください。
もちろんメッセサンオー様でも取り扱っていただいておりますので、こちらも引き続きよろしくお願いします。

こうして委託をしていただけるのも、ユーザーのみなさんの支持があってこそだということを実感しています。しかし、同時に、創作する側として、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する岸辺 露伴の気持ちがわかるのです。つまり、「そのうち誰も自分の漫画を読んでくれないんじゃないか」という感覚です。……例え話がアホですが。
でも、これは何か表現をしている人は誰しも思うはずなんです(たぶん)。ゲーム制作、特にRPGにおいては、制作期間が長期にわたるため、この思いがさらに強くなります。だから、創作活動には、"形にしたい"という情熱と、"絶対に完成させる"という根性が必要になります。
以前、メッセサンオー様の店舗に行ったときに、そこにはものすごい数の「創作物」があったわけですが、その一つ一つが、作者のそういった情熱から誕生しているのだと、ふと思いました。

そうやってできた「Return to Farland」と「Forgotten Saga」が、何らかの縁でプレイヤーの手に渡り、その作品から何かを感じてくれるなら、制作者としてとてもうれしいことです。